
初代 月鳴大賞 塩谷美津子
副賞 ミニ句集「星の濁流」
【十二の称号】
1、創設の十二支
2、県文協三冠女王
(福井県文化協議会 新人賞・功労賞・芸術賞)
3、新元号年功労賞
4、同年最多投句賞
5、復活の女帝(前年絶不調・意欲減退から復活)
6、コロナ年功労賞
7、同年最多投句賞
8、第1回俳諧旅団大賞(入選)
9、不屈の女流俳人(心筋梗塞からの復活)
10、第3回俳諧旅団大賞(日本一 純金の認定証)
11、日本現代詩歌文学館評議員
12、祝卒寿(90歳現役を寿ぐ)

第4回俳諧旅団大賞のご報告
日時 令和8年6月27日(土)11時30分~12時30分頃
会場 ハピリン4階 福井市総合ボランティアセンター
大賞 作品No37「ぬくもり」福井県あわら市 小林史於 16点 副賞 純金の日本一認定証
入選 No13 「爛漫」神奈川県横浜市 猪狩鳳保16点 副賞 『素晴らしい世界』
入選 No1 「EXPO 2025」福井県福井市 松島可奈16点 副賞 『北國幻燈』
佳作 作品No26 「紙漉きの里」 福井県 福井市 髙石まゆみ 15点
佳作 作品No31 「名園麗し」 福井県 坂井市 中田 良一 15点
佳作 作品No16 「ひととき」 福井県 福井市 柄谷 せつ 15点
佳作 作品No52 「子供の日」 福井県 鯖江市 佐藤 節子 14点
佳作 作品No66 「青春の影」 富山県 富山市 佐藤 美子 14点
佳作 作品No 4 「青麦」 福井県 福井市 白崎寿美子 14点
奨励賞 福井県鯖江市 佐藤 節子
寸評:3句の連作とそのタイトルで競う俳句全国大会。北は秋田県から南は沖縄県まで全68編208句の応募があり、入賞の上位3作品は同点であった。そのうち、まず、全て高得点で全体のバランスが抜群だが、飛びぬけた感動と言うまでには至らなかった松島が3位に。次に、最高点句が一句ずつある2作品の内、より余韻の深い読後感をもたらした小林史於に軍配が上がった。
大賞 1作品
「ぬくもり」 福井県あわら市 小林史於
指一本握る抱擁冬銀河
身に深く埋火ひとつ雪しんしん
結界石越えて日の射す枯野行く
赤子が母の指を一本握って離さない、それを抱擁、と捉える豊かな愛情。己が身の奥にいつまでも消えぬ火種がある、その情念。また、立ち入り禁止の枯野へ分け入っていく、その日差しの強さは意志の強さとも言えよう。3句をまとめる「ぬくもり」も、なるほど納得のタイトルであった。
入選 2作品
「爛漫」 神奈川県横浜市 猪狩鳳保
コスモスに埋もる稚児や頬真つ赤
花の名を知れば知るほど花野原
せきれいの尾にせかさるる帰り道
「EXPO 2025」 福井県福井市 松島可奈
大屋根をぐるりと巡る青嵐
日焼けの子飛び跳ねる空ドローン舞う
万博や未来の希望長き列
佳作 6作品
「紙漉きの里」 福井県福井市 髙石まゆみ
神と紙祀る里にも春兆す
雪色になるまで楮晒しけり
伝承を継ぐ眼差しや紙漉女
「名園麗し」 福井県坂井市 中田良一
野点傘養浩館は花盛り
ひと言が悔いの残りし小米花
囀りの影に追いつくファインダー
「ひととき」 福井県福井市 柄谷せつ
春日差す赤子のほっぺ紅をさす
梅東風や願い囁く絵馬と絵馬
春満月だんだん笑いかけてくる
「子供の日」 福井県鯖江市 佐藤節子
戦なき空こそ泳げ鯉のぼり
中州には秘密基地あり子供の日
弟も野球部志望子供の日
「青春の影」 富山県富山市 佐藤美子
指先に青春の影柿若葉
想い出はさすらい行きし夏あざみ
青春の後ろ姿よ夏落葉
「青麦」 福井県福井市 白﨑寿美子
青麦は風の言いなり波打って
歩み来る父の影あり麦青む
戦争を拒絶している麦青し